ウェア考

12月6日(月)
ちょっとうれしいこと。
Keiちゃんの人生BBに当ブログへのリンクが出来ていた。
消さんでおいちょってね。
で、逆にKeiちゃんところをお気に入りブログに入れようとすると、なんでだか これができない。。。
どうやらRSSかXMLというのが必要らしい。(RSSとXMLが何なのかはよく知らんが・・・)
だれか、やり方知らんですか?
 
 
 
 
 
 
さて本題。
本日は何を書こうかと考えたところ、先日ONYONEのウェアについて書いた続きを。
まず、こちら


イメージ 1


これがONYONEのウィンドブレークジャージ。
前回、取り上げた問題は、この長袖部分。。。。
 
 
 
生地の通気性を確認する方法は、
ウェアに直接口をあてて吐息を吹きかけてみるという簡単な方法。
買う前にはできんけどね。。。
 
 
防風目的のジャケットだから当然なんだが、どこの生地もほぼ吐息を通さない。
つまり、生地の目が非常に細かい。
ということは、中からの熱気、汗も外に出さないつくりになっているということ。
防風、防寒は抜群なのですよ。。。。
裏地には起毛も施してあり、着心地はすこぶる良い。良いんだが。。。
 
 
しかしですね、前回書いたとおり、この高機能っぷりが仇になっているんです。
汗かくと、
①水分の逃げ場がなくて、袖をつたって汗が流れていき、グローブがびしょびしょになる。
②さらには、腹、背中をつたって臀部、ソケイ部、大腿前部も濡れて冷える。
 
まあ②の不快感はそれほどでもない(体幹部は発熱量が多いので冷えはゆっくりとくる)が、
①の不快感はいかんともしがたい。風をうけると手指が一気に冷えて、ハンドルも握ってられない。
 
もひとついうと、体幹のフィット感はよいものの、
袖、肩が大きめにつくってあるのか、風でばたつくことがネック。。。。
 
 
ここで、比較のために、手持ちの別メーカー製品をちらりと。


イメージ 2


 
カンパの数年前のモデル。サーモテクストランジャケットだったか。
ちょっと値は張ったが。。。防風性と透湿性のバランスがまあまあ良いモデル。
 
 
先ほどと同様、吐息を吹きかけてみると、場所によって透過性が異なる。
大まかにいうと、ウェアの赤い部分は空気、熱気を通す生地。
肩の白・黒、わき腹の黒い部分は風を通さないつくり。
 
裏地には部分的に起毛素材が使われていて着心地もそこそこよし。
 
 
 
 
ちなみに背部は


イメージ 3


 
背中の部分はメッシュ生地で、放熱、放湿性はたかい。
意外と防風素材を使ってる部分は少ない。
 
 
乗車姿勢になって正面から見た場合に、
まともに風を受ける肩、上腕に重点的に防風対策が施してある。
その他の前腕、胸腹部、背部など、風がすり抜けていく部分は、あっさりと透湿性重視の素材になっている。
あとは下に着るウェアで調整しろという感じだろうか。。
 
このウェアは通気・透湿性をほどよく調整してあるため、袖口から汗が染みてグローブを濡らした経験はなし。
全体的に生地は厚め、保温性も程よく確保されていて、インナーウェアの調整次第で真冬でも使用可能。
まあ、真冬の朝夜にはちょっと厳しいか。。
 
総合的に見ると、さすが、自転車の歴史が長い国の製品というところ。
 
 
比較その②
ONYONEにもウィンドブレイクではない長袖ジャージがある。


イメージ 4
 
イメージ 5

薄めの素材で仕上げてある。
春、秋、初冬には使えるが、厳冬期にはちょっと難しい。
 
白い部分は防風性あり、黒い部分は透湿性良好。
生地が薄い分、保温性はそれなり。
 
裏地は、表の生地がむき出しなので、汗かいて冷えると冷たいときがある。
せめて、裏地の肌に密着する部分(首周り、胸腹、腰背部など)に起毛を施してあればと、ちょいと残念。。。
 
インナーに厚めのものを着て、こいつを着用し、その上にウィンドブレークベストを。。
というのも悪くないが、生地が薄い分、冷えがはやいので、この組み合わせは11月後半から使っていない。
 
 
 
 
 
 
で、現在のところの組み合わせ、

イメージ 6

カンパの保温性・袖部分の通気性と、ONYONEベストの防風性のいいとこどり。な組み合わせ。
昨日もこれで走ったが、ちょうど良い仕様。
 
これが合体したような、夢の冬用ウェアはでてこないものか?
がんばれ、ONYONEさん!
 
 
 
 
結論。
私の考える冬用ウェアの理想形
体幹部は、保温性と透湿性の良い素材が使ってあること。
②防風素材はもっとも風を受けるところ(肩、前腕、胸の上半分まで・・)に集中させ、その他の部分は通気性よく保たれていること。
③裏地は、肌触りがよく着心地のよい素材が使ってあること。
④袖、肩、わき腹がバタつかないこと。(できる限りタイトフィットしていること)
 
 
 
 
それと、ONYONEさんに、ぜひ期待するのは。。。。
冬用のロングビブタイツを作っていただきたい。ぜひとも!
期待するポイントは、
①ソケイ部、大腿内側の濡れ・冷え対策がなされていること。(上半身からの汗で意外と冷える部分)
②下肢の運動をジャマしないような縫製ラインと生地の組み合わせができていること。
③パッドは赤をつかってあること。(このパッドは秀逸。他社製品とは比べ物にならない出来。絶品です。)
④肩ヒモ部分はぜひ、ハイグレーター素材で。
 
今年の冬用モデル、なんでビブがなかったのか疑問。。。
はきなれるとビブのほうが断然つかいやすい。
脱ぎ着のしやすさはしょうがないものの、(腹痛緊急事態のときは難儀する。。。)
腹の圧迫はないし、タイツの下がりとか気にしなくてよいし。メリットは大きいと考える。
 
 
 
 
あ~、いいたいこといいまくったが、
これは、ONYONEに大いに期待する故なので、関係者の方、ご容赦ください。
シラ君の手先であるTは、ONYONEのウェアの大ファンである。
いいものがでてくれば、高くても買うので、自信もって作ってほしい。
 
 
 
 
シラ君、「ONYONEさんへのご意見・ご感想シリーズ」は、こんなもんでいいですか?
追加があれば、教えてください。
 
 
 
 
 
 
つづく