ロードバイクに乗って#4
梅雨の晴れ間を狙って
ロードバイクに乗って走りましょう。
この日は、徳地の堀からスタートです。
現地までは車載で移動しました。
堀~大原湖~柚木~国道315号河内峠~鹿野SA~熊坂峠~串~島地~堀
山間部をぐるっと回るコース。
そこそこ登りますね~。
ロードバイクを再開して、1か月でやるコースじゃないと知りつつ
吐き気のやまない山コースを選んでみました。
この日は風も穏やかでいい天気でした。
むしろどの方角にむいても追い風をもらう感じでした。
国道489号の大原湖畔をすいすいとすり抜けていきます。
この辺りくらいの勾配なら、まだまだ余裕があります。
大原湖を抜けて
県道123号の分岐で柚木方面へ抜けると、
緩く上り続ける道になり、じわじわと標高が上がっていることがわかります。
国道315号との交差点が近くなるあたりで
涼しい風が吹きました。
川から吹き上げてくる水しぶきでした。
ダラダラ上りでしんどかっので、ちょいと足つきタイムです。
私にとってすぐにサボるのが心を折らないコツです。
真面目に乗る気は全然ないですから、もう気持ちいいくらい妥協の連続です。
柚木滋生温泉を過ぎると
坂の途中にでっかい時計を置いてくれてる民家があります。
おそらくですけど、100%私の妄想ですけど、
この家にお住いの方は、S.キューブリック作品を愛しておられます。
「時計仕掛けのおれんち、見てってくれよ。」
そういうダジャレなんだと信じてやみません。
ということで、上りばかりでしんどいので
記念撮影のためのキューブリック休憩をもらいます。
いいです。自由にやります。
やっと
上りきって河内峠です。
もちろん休憩です。ゲロッパです。JBになれます。
ここ、徳地柚木の山口市側から上ってくるとですね、
途中に勾配を稼ぐためのループがあるんですけど、
この峠道のいやらしいところは、そこから峠までの間に
一旦勾配がちょっとだけ緩んだと思ったら、すぐに上り返す箇所があるんです。
ここね、上り返しがあるってまいど分かってるのに
やっと峠か!と、ぬか喜びさせられるのです。
このライトな絶望感。自虐志向の強い変わった人種にとっては、
たまらないごちそうです。
ちなみに
私はそんな自虐志向は薄いほうだと思ってます。
私にとってのごちそうは、爽快な下りです。
人生、下り坂最高ーっ。
やっと余裕が出てきたので、記念の自撮りです。
もう十分に吐いたあとなので、すっきりした顔をしてます。
坂に出会うとすぐにゲロ系ライダーになります。
汚い話題はさておいて、
やっぱり梅雨の合間です。
アジサイがきれいに咲いています。
映えますね。
強い日射が体力を奪います。
気温がそれほどでもなかったのが幸いでした。
走れば走るほど
田舎を走れる幸せを感じます。
クルマなんてほとんどいません。
地元近所の軽トラや、いくらかツーリングのバイクとすれ違う程度です。
ライダーさんたちにピースサインで手を振ってみると、
必ず答えてくれますね。
こちら今日はエンジンついてないですけど、
二輪ライダー同士の挨拶に気づいてくれます。
チャリでもバイクでも、挨拶は欠かさないですよ。
いいもんです。
まだ涼しいうちに
もう少しきれいなアジサイを見ながら走りたいですな。