友人の青空
9月9日(火)
午前中は読書していました。
「夜と霧」
ん~、頭をがんっ!と
殴られたような衝撃があります。。
フランクル好きです。
実存分析、わかるようでわかりません。
昼に
友人から写真が送られてきました。
きれいな秋の空です。。
空に目をやる時間が、
なにか贅沢してる気分になります。。
梅雨が明けたら秋だった。。
そんな感じです。
友人の切り取ってくれた青空にたくさんのものを感じます。。
夕方、帰宅するのに
いつもと違う路地を通りました。
人が3人並べば、道幅いっぱいになるような民家脇の路地です。
そこに、杖をついたおそらく視覚障害者の男性が歩いておられました。
ゆっくり歩いておられました。
そのすぐ後ろから、
自転車に乗ったおじいさんさんが近づいていました。
おじいさん、ちりんちりんと後ろからベルを鳴らします。
通りますよ~の合図なんでしょう。。
杖の方の右側をゆっくり追い抜いて行きました。
杖の方、ベルが聞こえた時点で立ち止まられました。
気配でおじいさんが通り過ぎたのを確認した後にひとこと、
「すいませんでした。」とおっしゃいました。。。
おじいさんには聞こえなかったようで、そのまま行ってしまいました。
ワタシも追い越しました。
「自転車です、右側を通りますよ、すいません。」と声をかけました。
やはり立ち止まられて
「恐れ入ります」と、かるく会釈してくださいました。。
おもわずこちらも頭を下げました。。
「配慮」って、なんなんでしょうね。。
きれいな青空と同じように、
とても強く印象に残るできごとでした。