ツリー、盛られてる
そういう季節だったか。
ツリーを見つけた一日目。
ロビーの片隅に飾られていました。。
「こころのくすんだ人には見えないらしいよ」と聞いていたので
見えて安心しました。。
でも、もし次に来たとき見えなくなったらどうしよう、、
と唐突な不安に駆られたので、記念という名義の証拠写真を残しました。
それにしても、どこか寒々しい風景です。何がそう思わせるのだろう。。
後日、
あれれ、
装飾を盛ってきましたね。
全体のボリュームがアップしてきました。。
よくありがちの、デコり過ぎて品がなくなる境目みたいな状態です。。
盛りがよくなって、デコパーセントも上昇してるんですけど、、
それでも、なぜか寒々しく見えるのはどうしてでしょう。。
目の前にある風景から飾った人の意図を探ってみると
その原因がよくわかってきた気がします。。
想像するに、
①ツリーを飾ったのはいいけど、不意に触られてトラブルがあってはいけない。
②そうだ。規制線をかけよう。
③青いリボンで規制して安心。でも、なんだか殺風景だ。
④そうだ。規制線にもデコレーションしとこう。
⑤青いリボンもデコって、もう安心。これで規制線にも温かみが出たよね。
こんな感じの意図が見えます。。
殺風景に気づいたまでは良い。。
だがしかし、足し算だけで解決できるのかな。。
その人の持つ発想力って、こういうところに見えるんだよね。。
何か足踏みしなきゃいけない問題に出会ったとき、
いっぺん考えをひっくり返すことができるかできないかで、
そのあとの展開は大きく変わる。。
だいたいそういうとき、「守り」に入ってしまったら
おもしろみのない、つまらんことになる。