トレイルはしごのエンデューロ
1月なのに温いですね。
そういう時は標高の高いところにも行きやすいです。
一年以上来てないからどうなったかなと思いながら通ってみると
ありゃま。こりゃいけん。
見回したところ、半日あればなんとかなる感じなので
早急に清掃しに来よう。
通る代わりにきれいにするのは地主さんとの約束なのです。
この辺は
食料もゲットできます。
野良生えのイチゴを食べながら
おおきな障害物をよけておきました。
なんとか通過できるようにしておいて
ばっしゅーんと下って永遠に続きそうな上りを楽しみます。
上りきったら身支度を整えて新設のトレイルに突入です。
この間のライド以来、ゴーグルが手放せなくなっています。
冷たい風が目にかからないだけで、すこぶる視界がよくなることに気づきました。
斜度がきつくてスピード出るラインほど、ゴーグルが役に立ちます。
立ち止まると途端にくもってしまうけど、
だったら見え続けるように加速してればいいだけのこと。
ブレーキをなるべく握らない。開放する。
山だからできることです。
で、新設ラインを全部通して下ってみると
自画自賛ですけど、これはうまく整備できたと思います。
ちょこちょこ補修すべき箇所も見えましたので、
また手を入れたいと思います。
整備中にどうかなと迷ったところに差し掛かると
流れる景色の速度が遅くなって、
時間が止まるんじゃないかと思うようなスローモーションになりますね。
で、気になる切り株やら、凸凹やら、岩が見えてくる。
落ち葉の下にあるやつも、瞬間の踏み心地で、
あ、外したほうがよかったか~とか、わかってしまう。
走ってみないと気づかないこと多いですね。
シーズン後半は走りながら整備していこう。
写真の石垣のビッグドロップですけど、
ほぼ壁ですけどね、ワタシでも下りられるので大丈夫みたいです。
ブレーキを離せばいいだけでした。
ズルズル引きずると、良くないほうへ転げていきます。
なんだ、思春期の恋愛と同じじゃないの。
真っ赤に燃えた恋煩いが
身を焼く真っ黒な焦げつきにかわるような、あれでしゅね。
この石垣ドロップはそういうトキメキを感じさせてくれますよ。
調子に乗ってギュンギュン下っていたら
リアが岩にでもヒットしたんでしょうね、
くだりきったらスローパンクしてました。
みなさん、ほどほどのスピードで下りましょうね。
チューブ交換して、もう一回上り返して
最後にとっておいたホームトレイルに入ってしばらく行くと
今度はトゲを拾ってたらしく、またもやリアからエアーが抜けていく。
こ、ここから!というところで走行不能になり、あえなくリタイアしました。
替えのチューブは2本いりますな。
ホームでこんな寸止めを食らうとは…。
トレイルさん、ずいぶん焦らしてきますね。
次は万全の準備をしてきますとも。
走行20kmで獲得標高が700mくらい。
上りと下りしかないハードなエンデュ―ロですけど、
つま先までほかほかになるハッピーライドでした。
こういう遊びがたまらなく好きです。