発酵食品たべたい症候群

ちょっと前からどういうわけだか

発酵食品を美味しく感じてしまって仕方ない。


漬物、塩辛、納豆、チーズ、ワイン、ヨーグルトなど、

身近で手に入るものはほぼ毎日からだに取り込んでいると思う。


味噌、醤油、酒粕なんて、

優秀な菌類が作りだした宝石級の食品もある。

豊かな食文化の根付いた国に生まれることができて幸せの至りだ。


最近では少し症状が進んでいるのか、

欠かしてしまうと、ちょっとした不安さえ覚えてしまうこともある。

欠乏恐怖症とまではいかないが、

その予備軍か?と聞かれればYESと答えそうだ。


現在は単品で味わう楽しみのピークを過ぎ、

複数を合わせて味わうことに楽しさが移っている。


きのこ類+発酵食品、この組み合わせはなかなか良い。

きのこはスーパーで手に入るものを数種類そろえるだけ。

手で適当にちぎったきのこ群を、

アルミホイルを敷いた小さめの耐熱皿にごろごろと放り込む。

味噌と酒粕少々と白ワインを適当に配合、さらっとするくらいに解いた液を

きのこの上から流し込む。

彩りにニンジンとかブロッコリーとかジャガイモなど小さくカットして入れても可。

味が混ざるのを嫌うなら少なめか、なくてもよい。

あとは、アルミホイルを閉じてオーブンに放り込んで焼くだけ。

ここでこだわる。。

アルミホイルは風呂敷包みのように折りたたんで閉じるのではなく、

ふた用のアルミホイルを別に用意して

下皿にかぶせるように大きく覆って閉じる。皿の淵に織り込んだりもしない。

のっけ閉じがいい。


焼きあがってくる間に、

きのこの香り、合せたソースの香りがよくわかる。

ここがこの料理の楽しさピークかも知れない。。

だいたいこの時点でワインが数杯すすんでいる。


焼きあがったら、

ちょっとだけ柚子皮を散らしてみる。

柚子でおそろしく味がしまるのはとてもおもしろい。


途中で味を変えたければ、幾らか食べてまだ熱いうちに、

粉チーズと黒胡椒をぱらぱらふりかけても良い。

チーズと味噌。配合を間違うとおそろしくクドイので、その点だけはご注意を。



と、まあ発酵食品たちとの戯れを記事にしたが、

経験的に振り返ると

なにかにこだわり始めて、やや病的な気質が見え隠れし始めるくらいが

やっててたのしいと感じるピークなのだと理解している。

ゆえに、ここからはゆるやかに飽きていくのが、ワタシという人間なのだろう。

どはまりもするが、熱しやすく冷めやすい。。

ワタシの遊び方って、いつもこうだ。