東方調査
1月22日(水)
どこにいこうかなと思案して
Tちゃん地域の東方へおでかけしました。
わりと近場の山間地域です。
この標識あたりから山道を探します。
ここまでのアプローチね、
見ようによっては、とてもいい坂です。。
標高はたいしたことないですけど、勾配はなかなかのもんです。
雪もないし、クルマもこないし、路面も多少荒いのでマニア向けです。
太目のタイヤをはいたディスクロードバイクなんかで来ると、抜群におもしろそう。。
もっとも、ワタシはシーズン中なので
入るのはこんな道からです。
この地域、MTBでは初めて来ましたけど、
また何度か調査に来ようと思っています。
舗装路、農道、巡視路、旧道、廃道、山道、いろいろつないで遊びます。
登りに差しかかったころ、
沿道からとっても元気な応援をいただきました。
おかげでペースアップ、心拍アップ、でも写真はとれました。
ブロガーの息の根をとめるほどの応援でなくて助かりました。
だいぶ調子が出てきたので、
廃田のあぜ道を担いでつなぎ、
トレイルの融合をはかります。。
入り口に文政十一年建立の地蔵堂がありました。
西暦1828年ですから、186年前。。この年のちょうど明日、1月23日に西郷隆盛が生まれたそうです。
そんなごっつぁん級の旧道トレイルに入り込んでみましたが、
途中まで入ったところで、藪に閉ざされてしまいました。。次はカマを持ってこよっと。。
地図上は破線が続いていたので
帰りに反対側の入り口と思しき場所にいってみるとちゃんと道がありました。
付近で作業されてた地元の方に聞いてみると、
昔は通れたけれど今は人口減少と高齢過疎化で山道は荒れ放題になっているとのこと。。
ここでも、過疎と高齢化が旧道を潰していってます。。
おまけに公のお金がこういう地域のゼネコンに降り注いちゃうので、
旧道とは別に立派な道が通ってしまい、旧道の自然回帰はどんどん加速していくわけです。。
我が県の人口、年間6000人ずつ減ってますからね。。
この先、どうなるんだろね。。
地図にない道もちょっと入り込んだりして、時間をけっこう使ってしまいました。
最後にもういっちょ確認したかった破線をたどると、、
なにもなさそうなんだよね。。
この奥に入っていこうなんて、あんまり考えないよね。。
考えないんですけどね、、
おらおら、どんどん行け行け!とはげしいお告げが聞こえたので
鼻をたよりに突き進んでみました。
やぶやぶ、たけたけ、とうぼく、
あれ、ここに、地積調査の標柱?
その先に、、
なんか植林帯に入り込んで、
もうこっちのもんだなとあたりの匂いを嗅ぎまわってると、
はいはい、こういう道につながるのね。。
でも、ここ、降りてみてわかったけど、、
どうやらゼネコンパワーで、でかい道を通す予定の場所に含まれているらしい。。
おいおい、これを取り上げるのか?
過疎の地域に環境破壊も加えるのはちょっとやめて欲しいぞ、山口県。
そっとしといて欲しい道ってのもあるんだよ。。
方々回った気がしたけれども、
スタート&ゴールの場所に戻ってみたら21kmだって。。
4時間もいたのにね。
また調査したい場所が増えました。
全体的な印象では、
舗装路の急なアプローチが長め、ダートに入っても上りが多いけど、やりかた次第で乗車率は高くなりそう。
ガチャガチャの下りはあまりない。29erでいける感じ。
ロードベースの冬はマウンテンもいく、みたいな人にはかなり楽しめそう。。
昨年の奥座敷ツアーほど長くはないけど、もう少し長めに設定できればたのしく遊べそう。
もう少し、道を確かめときます。。
ネックなのは、MTB部のみなさんの生息域からちと遠いってことですね。
つづく