繋がらない調査
9月2日(月)
雨は降ったり止んだりしているけど、
気になる場所があったので調査に出張る。
自宅近郊とは言い難いが、わりと近い場所に何か匂いを感じていたのでね。。
山に近づくととても気持ちよい。
現実など忘れて、ず~っと彷徨いたくなる。。
そして、
ひゅっーと、
飛び込んでみたら
さっそく何やらそれらしい雰囲気が。。
がんがん進んでみると、
流れた谷に入り込む路だった。。
行っていけないこともないが、バイクを持ち込むべき路じゃあない。。
生きてるけど、死んでる路とでもいうのか。。
地図上はこれをのぼっていっても、急峻な斜面の尾根にぶつかるみたいなので断念。
ぶらぶらと引き返していたら、
さっきとは少し違うラインに入ったらしくて
閉じてしまったオリをかすめる。。
雨ばかりのせいで落ち葉は濡れ濡れ。
走っててももっさもっさと重たい音がする。。
気温は高すぎずちょうどいい。
湿り気と森の空気、これもちょうどいい。。
森のにおいにつられて、
ちょっと尾根に登ってみたが、
こちらはまさにケモノ路。
樹間を縫って歩くのはかなりおもしろいが、
またこれも今日の趣旨とは離れるのでやめておく。
このまま尾根沿いに歩くと、
たぶんこのあたりに連なる山のピークに到達できるはずなんだけど、
いかんせん整備された山路じゃないもので、まだ分け入るには時期が早い。。そう、ここは虫たちの楽園。
アブやらハチやらがむかってきてこわい。。
ということで、いったん諦めて
別の林道入口から進入開始。。
最初は調子よく行けるものの、
やはりまだ夏のつづきなわけで、
ある程度まで入ると
そこから先は背の高い草やらシダに阻まれる。。
気にせずざくざく進んでみたけど、
最終的には担いで前へ進むことになる。。
この道も峠まで続いてるハズだったんだけど、
土砂が流れたり、路が消えていたりしたので、
目的の場所まで進めなかった。。。
あ~あ、どうしたものかと考え始めたところで雨が落ちだしてタイムアップ。
今日は全敗の調査でした。。
繋がらない調査ってのが大多数なわけですが、
夏の間にサボったせいで、ちょっと嗅覚の感度が落ちているな。。
ログを見ながらじっくり反省会だ。
なんとかして繋いでみたい路ではあるのだけど。。
つづく