サスについてお勉強してみる

8月26日(月)
 
普段わからないままで放っている
 
MTBのフロントサスについてお勉強してみる。
 
GDR白毒気につけてみたのは、SRサンツアーのEPICON X1 という製品。
 
仕様別の詳しい名称はちゃんと覚える気がないのでよくわからない。
 
 
このフォークに備わっている(と書かれてる)機能は、
 
①15mmアクスル
 
②110~150mmのストローク無段階アジャスト
 
ロックアウト機能、ロースピードコンプレッション調整機能、リバウンド調整機能
 
主だったところはこれくらい。。
 
 
 
 
 
①15mmアクスルはわかりやすい。
 
フロントハブとフォークを太いシャフトで串刺しにして、きっちり固定する。
 
カタチで言うと、
 
9mmでは、コの字で固定されていたものが、
 
15mmでは、ロの字で固定されるようになったとでもいうのか、
 
構造的に歪みにくくなったのだから、荒れた路でも安定しやすいらしい。
 
 
②110~150mmストロークの無段階アジャスト
 
仕組みはわからないけど、いちいちフォークをばらさなくてもストローク量を変更できるシステム。
 
フォークの左肩にあるアジャストボタンを押したままブレーキかけてサスを押し込み、
 
好きな場所でボタンを離せばそこでストローク量が決められる。
 
走る環境に応じてストロークを選べる。しかも簡単に、瞬時に。これは便利な機能だな。
 
 
 
 
ロックアウト機能、ロースピードコンプレッション調整機能、リバウンド調整機能
 
 
 
これがちょっとややこしい。。
 
なので、
 
絵で見て覚えよう。
 
イメージ 1
 
フォークの右肩についてるダイヤル。
 
上下のダイヤルはそれぞれ独立している。
 
まず、下のシルバーのLOCK⇔OPENと書かれたダイヤルはロックアウト機能を担うもの。
 
ロックアウトとは読んだままの意味で、インナーチューブがボトム側に沈めず締め出されちゃう状態。
 
サスの動きを止めちゃう状態がロックアウト
 
ダイヤルは何段階かあって徐々に動きづらくできるので、これも環境に応じて調整することになる。
 
 
 
次に、上に乗っかってる青いダイヤルはロースピードコンプレッション調整を担うもの。。
 
だれだ、こんなややこしい名前をつけたのは、、わからんじゃないか。。
 
いろいろ調べてみたところ、つまりはサスが縮むときの動きを制御するものらしい。。
 
コンプレッション(圧縮)の調整?減衰?
 
すでにちんぷんかんぷんです。。
 
 
そしてもう一個
 
イメージ 2
 
これは右側の下側についてるダイヤルで、リバウンド調整機能を担うもの。。
 
これは、サスが伸びる時の動きを調整するらしい。
 
あ~、サスの設定って、こんな感じなの?
 
言葉に酔いそう。。
 
 
整理してみると、
 
ロックアウト⇒サスの動きを止める機能
 
コンプレッション⇒サスの縮む動きを制御
 
リバウンド⇒サスの伸びる動きを制御
 
こういうことか。。
 
 
これらをいじる前に、
 
基本中の基本、サグ調整というのがある。
 
サグ⇒静止した状態のバイクにまたがり、その時にサスが沈み込んだ量。
 
ということは、サグはライダーの体重によって変化するということか。知らなかった。。
 
 
サグが少ないと、動きが悪く硬いサスになり、路面の起伏に追従できず危険、乗り心地も悪い。
 
サグが多すぎると、サスが動き過ぎて安定せず、強い衝撃で底突きしたりするので危険。
 
おお、こんな大事なことは外せないな。。これしないのはノーヘルで乗るようなもんだ。。
 
 
これは説明書どおりに何度か測ってみたが概ね推奨範囲内にあったので問題なし。
 
調整するときは、左側の下側にあるバルブからサス用のポンプでエアを入れる。
 
サグ調整はよしとして、
 
 
 
 
 
 
問題は、
 
コンプレッション&リバウンドのセッティングか。。。
 
ものは試しだやっちゃえ!やっちゃえ!
 
触ったことのないダイヤルを回してみると
 
両方とも8~9段階くらいの調整が効くらしい。
 
触る前のダイヤル位置はいずれも中間くらいだったぞ。
 
 
 
まずはリバウンドから調整したほうがいいということだったので、
 
そちらのダイヤルから中間から1クリックずつ回して試してみる。
 
なんで、リバウンドからか?
 
そんな根拠をワタシが知るわけはないんだけどね、いろいろ見てたら、
 
どうやらダンパーの構造的に、
 
リバウンドの強さにコンプレッションの強さが比例しちゃうらしい。。
 
リバウンド(伸びの制御)側をいじると、コンプレッション(縮みの制御)にも影響を与える構造なんだって。
 
シンプルに言えば、リバウンドとコンプレッションは、親分子分の関係なわけか。。
 
むずかしいよ。。
 
 
 
 
で、いろいろやってみたけどね、、
 
んん~、畦路のチョイ乗りくらいじゃ何がいいのかわからない。。
 
しかしながら、調整の幅を広げると明らかに動きが違うのはわかる。でも何がいいかはわからない。。
 
これも走る環境によって調整すべきなのね。
 
 
ワタシはあんまりこーいうのにナーバスになるタイプじゃないので、まずは元通りの中間くらいで様子見。
 
でもリバウンド側はすぐに戻ってくるほうが気持ちいい感じ。。
 
しばらく試してみて
 
無駄にふわふわしない程度のセッティングが出ればいいや。。あとは、その場で感覚で決めちゃおう。
 
 
ただワタシみたいな素人が調子に乗ってスピードを出すと、
 
ハードな下りなんかでは乗車姿勢が崩れてすぐにこけるので、(瑞穂で身に染みたし)
 
最初はサスの動きを抑制気味にして安定させたほうがよい気がする。。
 
慣れてきてから、サスの能力を目いっぱい使える設定にするべきだろう。。
 
 
 
 
イメージ 3
 
 
サスだけでこんなに書けるのかよ。。
 
奥が深すぎ、MTB。。
 
 
 
 
 
 
つづく