808の復帰

5月19日(日)
 
雨ですね~。
 
そんな日は機材を触っておきましょう。
 
 
イメージ 1
 
F:404+R:808の組み合わせが復活可能に。。ふふ。
 
はるばるカリフォルニアまで里帰りしてきた808。
 
破損していたリムは、
 
ホイールビルダーさんのありがたくも太っ腹な補償判定をいただくことができたので
 
新しいものに交換されて帰ってきました。
 
 
 
 
はい~。
 
イメージ 2
 
当たり前ですけど、交換されたリムはとてもスムーズ。
 
内外をなめるように観察しましたが、さすがに異常は見当たりません。。
 
組み直す時、出荷時にビルダーさんが入念に確認されたはずなので、異常があっても困るんですけどね。
 
ホイールビルダーさん、ありがとうございました。大切に使います。
 
 
 
 
 
まずは、
 
イメージ 5
 
 
マグネットの取り付けから。
 
強力なネオジウム磁石をくっつけます。
 
位置を調整したら、この上からビニールテープを一巻きして完了です。
 
ネオジウムにしてから、このセンサー調整がとても簡単になりました。
 
ちなみにこのマグネット1個がだいたい3gくらいです。
 
 
 
 
 
次は、
 
イメージ 4
 
 
ホイールの重量バランスを調整します。
 
前にも書きましたが、これをするとしないとではディープリムの性能が変わってくると思います。
 
高速の下りなんかで縦振動を起こすのは怖いですよ。
 
やってみるとわかりますけど、
 
バランス調整していないホイールをバイクに取り付けて回転させると、35~50km/hrの間で振動しまくります。
 
70km/hrを超えちゃうと、逆に振動は収束しちゃうんですけど、これ以上は実用的な速度じゃないですからね。。
 
実用速度域内でいかに軸移動に伴う振動を起こさせないようにするかが肝心です。
 
 
おまけに、
 
ディープリムの宿命としてリム高が上がるほど外周部の重量がかさむという件がこれまた悪さするわけで、
 
ジャイロ効果も一緒にアップする結果、
 
ディープやディスクホイールなどでは、コーナリング時にバイクを寝かせても起き上がろうとする力が働き、
 
つまりはアンダーが出やすいわけです。
 
 
バランス調整不足とアンダー出現が合わさると、
 
下りの高速コーナリングなんて、おそろしくてできない。
 
ロードバイクでいちばん快感を味わえる場面で恐怖を感じるなんて全然楽しくないので、
 
ここはぜひとも修正が必要でしょ。
 
 
あ~、われながらやねこい。。
 
 
 
 
ということで、
 
ゴルフクラブ用の鉛製おもりを利用してバランスを整えていきましょう。
 
バルブ穴、マグネットとの位置関係をみながらおもりをつけていきます。
 
回転させて振動を感じ、ホイールの静止する位置をみながらおもりの位置を変えていく。
 
これを繰り返して、いい塩梅をみつけていくわけです。
 
 
 
 
ちなみに、
 
イメージ 3
 
60mmバルブの重さは約6gでした。
 
マグネット、バルブの重さを足しても10g以下の話だけど
 
これぐらいの差で、回転の安定性がずいぶん変わるのも驚きです。
 
 
 
 
 
 
おもりの調整をし終わって
 
イメージ 6
 
改めて回転させると、
 
ふむふむ。。。
 
いい感じに整ってきました。
 
 
 
こんなことしかたらって、
 
実走でどれだけ差がわかるかと言えば、
 
ワタシほどの体重の人間が乗って走っちゃうと
 
細かい違いなんてほとんどわからないんだけれども、
 
やらないと気に入らないんだから、しかたないですね。。
 
 
 
 
 
とりあえず、おかえり808。
 
また、ワタシを楽しませておくれ。
 
 
 
 
 
 
食べすぎ君、こんなもんでええんかね。
 
 
 
 
 
 
つづく