怪我の功名
5月2日(木)
国東は無念の不参加ということで、
TT仕様のBOMA号をお片付けしていたら、
お気に入り808の手入れをしたくなって引っ張り出す。
そう、平地や下りでは威力を発揮するこの仕様、とてもおもしろい&デンジャラス。。
808の剛性は平地でゴロゴロ転がるために生み出されたもの。
坂を上るために作られたホイールじゃない。。
で、とりあえずタイアを外してチューブの具合を確認。
していたところ。。。
むむっ。
これは、、やばそうなサイドカット。。
そう古くないコンチGP4000Sの耐久性で、つい簡単にこんな状態になるとは考えられない。
808リムをチェックしてみる。
むむむっ。
ファイヤークレストカーボンクリンチャーリムのなにかがおかしい。。
真上から見てるけど、、リムの肩が2枚になってる。。
なんてお得なリムだ。。二枚重ねで多い日も安心。
いや、そんなねぼけたこと言ってる場合じゃない。。
ここれは、、、
むむむむっ。
あんまり驚いたので、5D2+EF100mmMACRO f/2.8で食いついて撮影してみる。
リムの内側と外側の積層中間で剥離している。。
指で押すと、ふわふわ浮遊感あり、リムのブレーキ面が動揺するじゃないか。。
どうしたんだ、808リム。。
部分によっては完全に浮いている。
これはおもしろいことになってきたぞ。
ワタシの808ホイールはメーカー純正でなく、
とある工房に注文してオーダーメイドで仕立ててもらったもの。
リム、ハブ、ベアリング、スポーク、ニップル、そのほかテンションやホール数までこだわってこしらえた。
それなりのお値段もする。。
この状態を写真付きで問合わせてみたところ、
保障対象として対応してもらえることになった。
送料、工賃なども免除してもらえるとのことで、ほっとした。
とてもありがたいことだ。
ワタシ自身がとうぶん乗れる状態にはないので
808はしばらく親元に帰る。
じっくりメンテをしてもらい、また生まれ変わって返ってくることだろう。
グッバイ、808。
手がかかり扱い難い洋物、これはこれでおもしろい。
キミがいぬ間にワタシも自分の手入れをするよ。
怪我の功名とはこのこと。
づつく