平家屋敷跡を見に行くMTBツアー
3月2日(土)
我ながらバカげたコース設定をしてしまったものだ。。
鹿野からスタートして、秘密尾で遊んで、国434号をつないで、
県361号から林道木谷線を平家屋敷跡まで上って、
下ったら長野山方面へまた上って、あとは鹿野までくだりつづけるというめちゃめちゃハードなコース。。
なめて行ったら大変な目にあってしまった。。
出だしは快調。
しごとで走れなかったうっぷんを晴らしつつ、どんどん進む。
鹿野地域に生息する例のタイヤゴムザウルスどもの巣を発見した。。
民家の庭先に、うじゃうじゃいたのでちょっと怖かった。。
しかしおそらくここが作者の自宅だろうこともわかった。
新たな発見。
高度を上げ始めると雪もちらつくようになった。。
このあとのライドでもずっと、ちらちら舞っていたな。
登っている途中に林道を見つけたので
後先考えずにとりあえず突入してみると、
お~、出てきた。。がけ落ち的なシングルトラック。。
慎重に進みながらも、興奮してくる。。
ワタシ、こんなスイッチバック乗車したままは無理です。。
谷に向かってどんどん下りながら何度も切り返すので、その度に降車して向きを変える。。
間違えたら谷落ち確実ですから。。
で、この谷がどこに続くのか、まったく知らないけど降りていく。。
その怖さはなかったのがイカレてる部分。。。
ビンゴ!
魅惑の下りシングル出現。。
杉林の中をくいっくいっとやりながら降りていく。。
花粉がぼふぼふ出てたけど、ワタシには影響ないので大丈夫。
でも、あまりに大量に舞ってたので一応防寒用のマスクを上げて走る。
シングルはあっという間に終わって、
鹿野、奥地の山で遭難ごっこ。
地図上では山道の果ての破線になってる道。。
道らしきものがあるはずの道。。
行けるわけないな~と思いつつ、
それでも進んでみる。。
やっぱりいけない。
それよりも問題なのは、自分がどこにいるのかわからない。。
くまさんまだ起きてないよね。。
鹿の鳴き声はよく聞こえてたな。。
まったく予定してなかった道に入り込むと、
おそらく作業用の林道と思しき道が延々と続いている。。
意外に道もいいが、
どこに行くのかさっぱり見当もつかない。。
でも、おそらく登りきると尾根に出て、礼ヶ峠に出るんじゃないかと思われる。。
が、
こわいのでこの道はいかない。。
国434号をつないで県361号へ入る。
木谷峡を上っていく。。
林道木谷線の終点を目指すルート。。
約10km近く上りっぱなし。
標高差800m近く稼ぐルート。。
MTBのギアじゃなきゃ絶対やらないな。。
つーか路面が荒れまくってるのでロードじゃ絶対上がれない。。
一応舗装路なんだけど、コンクリートは荒れ放題
ところによっては路面がパックリ割れてたり、砂利が浮いてたりと怖い。
後半になるにつれて、どんどん道が荒れ、勾配もきつくなっていく。
感覚的にはずっと10%超えている感じ。。
インナーローでもへろへろ。。50分以上上りっぱなし。。
おまけに雪が降りだした。。
苦し紛れの雄叫びをあげつつ登る。。
あ~、やめておけばよかったと、後悔してももう遅い。。
で、林道終点の平家屋敷跡に到着。
登山口で折り返す。。ここらで標高800mは超えているはず。
来た道を下るとたったの10分。。
荒れたコンクリートを下るのは気を使う。。
がれがれダートなら柔らかい感触でくだれるけど、
舗装路の下りは跳ねる跳ねる。。。おそろしい。。ディスクでよかった。。
鹿野にゴールしたら、
寒すぎて身体がちゃんと動かない。。
いちもくさんに鹿野の名湯 石船温泉へ直行する。。
昨年のKano~Kakinoki~Kanoライドでも寄った場所。
とにかく最後の下りっぱなしが寒かったので長風呂。。
これがまずかった。。
脱水をあまり補正せず温泉につかって温もったため、あがるとすぐに湯あたり発生。。
あたまくらくら、吐き気も催す始末。。。
脱衣所で横になってしばらく動けず。
水飲みながら回復を待つが、、飲むの遅すぎたのよね。。
なんとか起き上がって顔を見ると真っ青。。
着替えてソファーに移動して、しばらく休憩。。。
水飲んで少しうたた寝したら、なんとか復帰した。。。
気を付けよう。
SUUNTOの消費カロリーを見ると4400Kcalとある。
筋の破壊具合からすると、もっといってそうな気がしたけど。
足、腰、腕、首、背中、、どこもかしこも痛い。。
MTBって全身運動だよね。。押し担ぎもするし。。
ちょっと遠出しすぎたなと反省。。
もっと、近場の探索をしよう。。
仁保道の駅発着で、木戸山林道を組み込んだルート考えてみましょうかね。。
つづく