ツールド角島コースの下見
7月9日(月)
フランスでは本家ツールが熱くなっている。
ツールド角島2012も負けていられない。
天気がいいので下見にでかける。
昨日の昼間は大平山、夜はしごとだったので少々疲れている。
チャリではなく、もちろんクルマで出かける。
夕方からしごとに呼ばれてるので全部は回れない。
前半の角島までは昨年と大きく変わらないので割愛し、変更を加えた後半のコースだけを回る。
まずは角島大橋手前のカフェで一服。
薄曇りだけど、海の色は相変わらず美しい。
アイスカフェラテで、ぼーっと30分。。
優雅に過ごす。。
波の音、潮風、太陽、海。。。
ええ時間が流れるな~。
。。。じっとしてると、気を失いそうになるので出発。
マロン会長からの情報で知った道の駅を発見。
国191沿いの 道の駅 北浦街道 豊北
特牛を出てからそれほど遠くない場所にある。
トイレあり、補給にうれしい物販コーナーあり、そして、広くて涼しい食堂あり。
お昼は角島界隈にしようかと悩んでいたが、ここに決めた。
ラストの華山まで程よい距離があるし、皆でランチするにはちょうど良いだろう。
問題は当日、おそらく混んでいるだろうということ。。
ぴったぴたジャージのおっさん集団が来たら、きっとみなさん避けてくれるでしょう。。
道の駅を出ると響灘を横目に国191号を南進する。
集団をいくつかに分けて安全走行すべき場所。
国191号を進んでいき、宇賀本郷から川棚方面に向かう県260号に入ると、
風車が印象的な緩い峠道が始まる。
ここは上り本番の華山手前でウォーミングアップといったところか。
ここのピークから一旦下ると、いよいよ華山ヒルクライムの上り口となる狭い道に入っていく。
これほんとに目的地につながるのか?と不安になるような細く荒れた道を進むと、この標識に出会う。
地図によると川棚越という場所らしい。
ここが上り組と迂回組の分岐ポイントになるので注意。
華山にいく人は右へ、華山回避組は直進して国435号へ出る道を目指す。
この度は直進コースを見ていないが、おそらく迷わずいけると思われる。
回避組にはぜひ、この界隈の道に詳しい方が混じって欲しいところ。
写真は、いきなり華山山頂からの展望。。
クルマで上ってみたが、、、、
ここの坂はそーとーなものだと思われる。。
実際に走った人はわかるだろうが、この上りは拷問に達するレベル。。
ある区間は15~16%あると思われる坂が1km以上つづく。。おえっ。
比べるなら安蔵寺の匹見側からやる裏上りコースと同等クラスだろう。。
わかりずらいか。。。
21世紀や大平山の超大盛りバージョンとか・・・またはあいお荘20本分とか・・・
そんな表現がちょうどいい気がする。。。
各自、自己責任で挑んで欲しいが、
どちらさまも守ってほしいことが二つある。。
まず一点目。
華山組、回避組のどちらに行くにしても、
コース後半はだいぶ荒れた道を走ることが多い。。
タイヤの消耗が気になる方は、新品のタイヤに交換しておくことを強くすすめる。
くたびれたタイヤだとパンクを拾うリスクが高いと思われる。十分に気を付けてもらいたい。
そして二点目。
コース後半は水分補給する箇所が少ない。
当日ごろの気候を考えると、
水不足のまま最後の厳しい上りをいくのはとても危険。命に関わる恐れあり。
ツールド角島2012参加者は必ず2ボトルにすることをルールとしたい。
さらにいえば、道の駅を出るまえに2ボトル満タン+ペットボトルを背中に1本差しとくくらいでちょうどいいはず。
華山をカットする判断をしないのは痛いと批判もあろうが、
そこはオトナの遊びなので、各自自己責任のもとで楽しくやっていきたい。。
果たして、
何人の人がこの華山ゴールラインまでたどり着けるか。。
ほんとにここまで来れるのか。。
ちょっとおそろしくもなったが、やると決めたのだからしかたない。。
そうそう、懸案だった華山の豊田側に下る道の状態について。
下り始めてからしばらくは、
かなりの急勾配、荒れた路面、そして落ち葉、苔、小石などもまんべんなく散りばめられている。。
ブラインドコーナーの連続で道も狭い。。
おりて下りれないことはないが、路面に注意しながらゆっくり走らないと落車の可能性は高い。
来た道に下ることも考えたが、
そちらに回るとゴールまでの距離が長すぎるので、あえてこの道を下りる方針でいく。
ブレーキはほぼ握りっぱなし、握力とブレーキシューの消耗は覚悟してもらいたい。
心配な人は早めにシューの交換をしておいたほうがいい。。
私もさっそく備えておこうと思う。
チャリ試走をするつもりだったが、、、ほんとに華山試走をやるべきか?
本番だけでいい気がしてきた。。
大平山に物好きなオッサンたちを呼んで、道連れ地元練で済まそうか。
なにかと不安を煽る下見報告となったが、
無事故でいけるように、しっかり備えて皆でたのしくやろうじゃないか!
情緒ある風景もあった。
道中、そこかしこにねむの木が美しい花を咲かせていた。
今が盛の花を見ながらのドライブはよかったな。
つづく