後輩たちへ

5月21日(月)
 
 
 
5月も半ばを過ぎて、一年生たちの疲れも山場を迎えている。
 
以下はとある有名句。
 
苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが
男の修行である
 
 
 
これは山本五十六のことば。
 
はっきり言うと古くさい。
 
がまんできるということを美徳とする世代の言葉。
 
いまどきの人には受け入れられないかも。。
 
でも私はこの言葉がけっこう好きだ。
 
「男の修行」という部分は、どんな立場にでも置き換えられると思う。
 
女でも男でもいい。
 
若者でも年長でも、誰でもいいと思う。
 
どんな立場にいても、それぞれにこういう思いはあるもんだ。
 
いいたいことをはっきり言えるのも大事だが、
 
それを言えないから苦しむ人のほうが圧倒的に多いだろう。
 
 
いろんな気持ちの入り混じった、なんとも言えない不安な心地を忘れてはいけない。
 
私もそれがあったから成長できたと思っているし、これからも前に進みたい。
 
しごとっつーのは、苦しいことばかりだ。
 
じゃあ、それから逃れて生きていけるかね?
 
そりゃ無理だ。。どこの世界に行こうとも楽して儲かる職業ってのはない。
 
あるとしたら、それは騙されている。。
 
 
苦しさから逃れる唯一の方法は、
 
しごとのつらさを噛み砕いて、飲み込んで、自分の腹に入れちゃうことだ。。
 
自分の一部にしちゃえ。。。
 
 
 
 
大丈夫。
 
自信を持って、毎日出てこい。
 
大なり小なり誰でもつらさを抱えて生きてるぞ。
 
 
私たちのお客さんは、
 
私らが想像もつかないような苦しさを抱えて、
 
いつも私たちを待っている。
 
それにこたえるのが誠意ってもんだろう。
 
 
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弱音はいつでも聞いてやる。
 
ひとつづつ、すこしづつ。。
 
ゆっくり伸びてるぞ。。
 
 
だいじょうぶ。
 
 
 
 
 
 
 
つづく