HONDA CRF1000L アフリカツイン

今日は上司に「どうしても大切な用があって…」と持ちかけ、

やむを得ない事情によりバイクに乗りました。

上司さまに敬礼!

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HONDA CRF1000L アフリカツイン 2016年式 

言わずと知れたアドベンチャーモデルの雄ともいうべきバイクです。

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さすがのHONDAさまですね。抜群の安定感。

乗り心地良いし、ポジション楽だし、二気筒の鼓動感が気持ちいい。

初めて乗るのに、このフィット感はすごい。

この感じ、好きです。

私には二発が合っていると確信しました。

おおらかで、よく粘り、必要十分なパワーがある。

なんといっても、加速が人間の感覚を追い越さないのがいい。

風対策もよく出来ていて、これは疲れないでしょうね。これぞ旅バイクです。


バイクの大きさですけど、

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リッタークラスのアドベンチャーモデルですから、

やはり大柄ですよ。

隣のW650も決して小さなバイクではないですが、

並べてみると、大型らしい風格がありますね。

デザインの好みはあるとおもいますが、やはり存在感はありますよ。




気になる足つきですが、気になるほどきつい感じはしませんでした。

参考までに私の身長は174cm、股下の長さは80cm程度です。

アフリカツインのシート高は、

カタログを見ると、850/870mmと書いてあります。

シートの取りつけ位置を前後にずらすことで、

シート高を選べるようになっています。


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こちらは870mmの状態で

シートを前側に取りつけることで高めになります。

ちなみにメジャーで地面からの高さを計測しましたが、

スタンドを払ってバイクを起こした状態だと

サスペンションが縮むので実測(かつ目測)では855~865mmくらいでした。

プリロードはよくわからなかったので触ってません。


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こちらは850mmの状態で、

シートを後ろ側に取りつけています。

バイクを起こした状態でのシート高は実測830~845mmくらいでした。


私がフル装備の状態で、だいたい80㎏くらいなのですが、

シートを低い設定にした状態で乗車すると、

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両足とも母指球はしっかり接地するくらいです。

さすがにべた着きほどの安心感はないですが、

どちらかの足をステップに乗せた状態であれば、

もう片方はべた足接地するので、問題なく乗れる感じです。

私にとって、このくらいの車重は苦ではなかったので、

停車時のふらつきや、足の届かない怖さみたいなものはなかったです。

ここは個人の感じ方というか、考え方次第ですね。

私みたいに重くて、足の短い人間でも、慣れてしまえば怖くないとわかりました。


~追記~

アフリカツインのシートを調べてみると、純正のLOWシートがあるようです。

ノーマルから30mm下がるらしいので、850/870⇒820/840です。

実測(メジャー当ててのだいたい測定)値が低いのは

この赤号にはどうやらLOWが取りつけてあったためのようです。

シート座面が円弧を描くようにえぐれてるのがLOWシートで、

純正スタンダードは座面が直線的になってるみたいです。

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やはりシートが高いと、走行中の膝のしんどさが違います。

いっぺん膝を伸ばせる快適さを知ると、元には戻れませんね。

考えてみれば、ロードバイクなんてサドルに跨ると

絶対に足は接地しないですからね。

そのうえ、ペダルに足裏を固定までしちゃうんですから、

実はオートバイのほうが安心なんじゃないかという気さえしてきます。


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CRF1000L アフリカツイン

ゆったりと気ままに旅するためのバイクです。

体力と体格が求められる面はありますが、

それさえクリアすれば、

誰にでも優しくて、扱いやすい性質のバイクです。

HONDAさん、乗り手のことをよく考えておられますね。


~追記2~

坂を愛する変態さんのために

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表示を見やすく拡大しておきました。

残念ながらご希望の斜度はないけど、

十分気持ち悪くなれるくらいの斜度と距離はあります。

ここは土砂満載ダンプがよく通るのでそれだけは注意です。