YAMAHA MT-09

次は何にしようかな。

とりあえず3気筒を試してみようということで

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YMAHA MT-09 2015年式を試し乗りしてみました。

3気筒900ccネイキッド 

この初期型はかなり元気がいい。

ローギアで調子に乗ってガバっと開けたら、あやうく前輪が浮きそうになる。

STDモードでこれだから、Aモードは試す気になりませんでした。

タイヤが温まってから、もういっちょガバ開けしてみたら

瞬時にとてつもない加速をするじゃないの。

なんだこれ。免許が何枚あっても足りないヤツだ。

アクセルを開ければ、直ぐに欲しいだけの応答がある。

車体が軽くて取り回しも楽、ホイールベースが短いので曲がりたいように曲がる。

ひらひらするのが気持ちいいし、弾丸のように加速する超優秀なバイクです。

シート高815mm、センターに座って足は両方べったりつきました。

Tちゃんにとっての難点は、

ハンドルバーの角度がつらい。特に右手。手首がかなり痺れました。

それにしても、このバイク、お利口さんのできすぎ君です。

唯一の欠点はとても疲れること。2気筒に慣れるとロングで使うのはしんどそう。


アクセル開けた途端に、いきなり突き上げるように加速するくせは、

最初はいいなと感じるんですよ。なんせ爽快、気分がスカッとする。

高速の合流でも難なく走行車線の流れに入れるし、

そのまま開けてると、周りのクルマは止まってるのかと思うような

速度域まで一瞬で到達します。

問題はそんな爽快感を楽しんだ後です。

さあ、この子とどう付き合おうかと考えだします。

楽しいけど疲れる…。

走りは快活、でも扱いは神経を使う。

何時間でも続けて一緒に過ごしたいとは思わない。

そういう意味でいうと、

ストライカーは一緒にいられるバイクだったことがわかります。

だるくて面倒なバイクだけど、雑に扱っても許してくれる遊びがあって

遊びが大きいぶん無用に神経を使わなくて済むやつでした。


徐々に見えてきたTちゃんの欲しいバイク。

ロードモデルじゃちょっと躊躇するような道に入れて、

鼓動感があって、遊びが大きくて、速さは二の次でいいバイク。


ヤマハの3気筒シリーズは次の候補にしているけど、

試乗してみると、自分の特性にあっているかどうかがよくわかりました。




うそみたいな

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夕焼けの写真たち。

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ちょっとできすぎの景色。

年に何回あるんだろうね。