卒業検定

教習に通いだして一月半が経ち、

ようやく普通自動二輪卒業検定に合格できた。

実は二度目の検定でクリアした。


一度目の検定は緊張しすぎで全身カチンコチンのロボ状態。

だましだましやってたが、身体は正直なもので、

検定中盤、2速で突入したスラロームでつい左足を踏み込みすぎ、

走行中にギアが抜けるというハプニング発生で痛恨の足つき…。

その他いろいろやらかして、教官にも「誉められる」爽快なほどの不合格だった。



教官に

「ゆっくりでできないことは、速くなってもできないよ。」

としみじみ言われる。

なるほど。

焦るあまり、小手先でちょろまかしてやろうとすると必ず破綻する。

至極当然のこと。


同じように、

「練習でできないことは、本番でもできないよ。」とも言われた。

全く以って自明。

バイクの操縦以前のことを忘れていたなと気づかされる。


2度目の検定に向けて心がけたのは、

バイクの操縦云々よりも、落ち着くことと、謙虚に試験に臨むことだった。

練習したこと以上の結果は出ないのだから、力まずそのままやってみる。

まあ、直前にじっくりイメトレはしたけどね。


検定中、思いがけない発見もあった。

普段は長い赤信号で待たされると、少なからずストレスを感じるはずなのに、

検定中の場内信号で待たされるときはどうだ。

信号待ちは、気持ちを落ち着けるための時間になるじゃないか。

ものごとの捉え方は、状況によって変わる。

いろんな立場でものを考えることは本当に大切だと思った。


慣れないことに緊張している人がいれば、

丁寧に教えてあげることも大切だが、

落ち着くための「間」が要ることもかなり重要だと改めて学んだ。



何はともあれ、大型自動二輪に向けてひとつの節目は無事越えることができた。

ここからが本番になるぞ。




首を長くして待っている人に報告にいって

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お祝いのランチに連れて行ってもらったが、

おごりと思っていたら「おまえ1,000,000円あるか」と言われる。

「おカネの匂い好き」とか、「ハンコあるか」とかも言われる。

こうなると急に言葉が通じなくなるのでとても困る。



「おいしいパスタ」と頼んだら、

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ほんとにおいしいパスタが出てくる。

ハーブソーセージの入ったペペロンチーノ風パスタ、かなり良い。

ろばたいむのランチ、ベリーグッド。

ごちそうさまでした。