クルマの運転中にラジオを聞いていたら、

リスナーの投稿を紹介したパーソナリティーがこう言った。


『つらいことを乗り越えるためには人の支えや助けが必要。

 しかし、支えや助けが受けられる場所まで行くのは「自分の足」です。』


素直になるほどなあと感じた。


3月11日が近づくと、人のつながりとは何かと考えさせてくれる番組が増える。

つながりは人がいれば勝手に湧き起こるものではなくて、

支えの必要な人同士が思いを携え「自分の足」で集まることから始まる。


つらさを黙って堪える時間も必要だけど、

ひとりでいることの心地よさを捨てて、

外に向かって動き出すことから「つながり」は生まれる。


思いを持ち寄ることから「つながり」が生まれるとすれば、

漫然と助けを欲するだけの人はつながりを感じにくいのかもしれない。


「入ってきてくれないか」と待つのではなくて、

「出ていこうじゃないか」と思いきる気持ちを育んでくれるのが

「つながり」なのだろうと気づかされた。



ラジオのひとことから

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固くなった自分の考えをほぐしてもらった気がして、

とてもありがたいと感じる朝だった。




つながりは、

寄り合って育まれるものだけど、

近寄り、出会って、また遠のいていく

そんなものでもあると思う。