すべてはツー角のために2017(1)
気まぐれだけど、ひとりで乗る気になって
一番奥に長い尾根を引いたシェンロン山が見えている。
ひとまず近所の峠に向かう。
9時前の出発は暑い。
風もちょっと湿っぽい。不快。
仁保までの平らな道を抜けて、
先週は眠ったまま上った峠へ向かう。
今日も上りにさしかかると、うっ、急に眠気が…。
上りを見ると眠気がやってくる。
熟睡したまま上ったので、ほぼ記憶がない。。
眠っている間、懐かしのバックショット自撮りをしていたみたいだ。
一発で決まっている。おおー。
右下端に自分の後頭部を入れ込むテクニックは健在だった。
つくづく思うが、
上り坂は大嫌いだ。
見るだけで眠い。
しかしながら、
呼吸が苦しくなり、汗をだらだら流しながら
気だるい気分になるのはイヤじゃない。
むしろ、好き。
坂を見ずに、この状況が訪れてくれれば
大いに楽しめると思うのだが…。
そうか、だから眠くなるのか。。
体というのは、よくできているものだと感心する。
一息ついて
浸食の美しさを鑑賞する。
でかい大陸のど真ん中で見るような地形のミニチュアだ。
感動とは別で、この土砂を少し分けて欲しいなとか思ってしまう。
帰り道で
モーモーフェアをやっていて、寄り道してみると
おいーす!
今週もプリンだよ、全員集合!
ちなみに、ここで振って飲んだりはしない。
帰宅してからいただく。
峠から眺める景色。
あの尾根、あんなに長いのか。。
すべてはツー角のために。