山のお手入れ
春前につないだ道を手入れする。
登山にやってきた人が間違えて、この切り開きを降りてしまったと聞いた。
夕方から山に入り、日暮れまでに作業を終えたいと思っていたが、
ずいぶん日が長くなってるのを忘れて頑張りすぎてしまった。
日暮れになると、なぜか急に虫が寄ってくる。
羽虫が顔の周りを、んん~~む~~ん~~と鳴いて飛ぶ。
あ~~っ、ちょっ、しょっ~い!
春はこの方向にシェンロン山が見えていたのに、
萌の季節がやってきて全く視界がなくなった。
やはり楽しいのは冬なのだと再確認した。
刈った笹はいい具合に枯れて道がわかりやすくなってきた。
だがしかし、新芽も出てきていたので、歩くと靴の裏がちくちくする。
ここを通った私と部長しか体験していないけど、
かたいタワシ毛の上を移動するような、ざわざわ刺さる感がすごい。
例によって、今日もばぃ~~ん!とマッハ号のカッターブレードのように
ズバズバズビバとやっておいた。
刺さる感を軽減して滑らかにするため、ちょっと深めに刈りこんでおいた。
いやだいぶ深めに刈っておいた。これである程度スムーズに行けるはず。
ついでにジャマになる切り株も路面と面になるように調整しておいた。
立ち止まってノコを引くと、すかさず虫が寄ってくる。これはたまらない。
次回からは必ず蚊取り線香を焚いておこう。森林香も欲しいくらいだ。
そういえば、起点となる場所で
山頂目前にして、一時間のロストとのこと。。あらら。
広く刈ったし、入り口は下っているように見えないし、確かに間違いそう。
頂上の広場はきれいに刈ったのだけど、
頂上までのアプローチもわかりやすく刈るべきだったか。
ということで念のため、途中分岐のここには倒木を切り出して目印にしておいた。
「こちらは下山ルート」とでも書いておくと親切だったかもしれない。
道を間違われた方、申し訳ありませんでした。
次はもっとわかりやすくしておこう。
もう少し、刈りこもうと思っていたけど、
レーザーカッターのナットが緩んでカタカタいいだしたので、
18時過ぎに終了。半分までしか行けなかった。
時間が空いた時に、もう少しやっておこう。
前半のタワシ感、だいぶマシになってきた。
滑らかすぎて、逆に面白くないと感じるかもしれない。
切り株はある程度残す。そうしないと減速を忘れそう。。