遠征から帰還

ただいま戻りました。

とにかく、まあ、あの、

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なんやかんやと、

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いろいろあったんですが、


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とりあえずは、


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無事に帰ってこれたので、


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さくらレバ刺しパワーと

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荒々しいエネルギーのおかげで

がんばれるような気がします。








と、これじゃあ

、事情を知らない人には、なんのことだかよくわかんないので

もう少し書いておきましょうかね。


先週末にとれた休暇を利用して、

食べすぎくんとチェーンソーで遊んだ翌日から、

九州の山へ行ってきたんです。

初日はね、

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出だしこそよかったものの、

奥の尖った山を目指している途中からガスがかかってきて、

本当なら

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360度ぐるっと見渡せるこの場所の展望はゼロ。。

ほんとうにがっかりでした。。


頂から見下ろすと、九重連山の大パノラマが楽しめるはずなのに、

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ひたすらもうもうとガスが湧いてくる崖しかなかったのは残念。。

ここから一気に500mくらいは落っこちてる景色が最高に気持ちいいんだけど。。




後から登ってくる方々も

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口々に残念と嘆きつつ、それもとりあえずと山頂での記念撮影をされてました。。



まあ、しかたない。。

山は逃げん。。と諦めようとしたけど、

やっぱりガスが晴れるんじゃないかと

淡い期待をしながら、

ガスった山頂で

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時間稼ぎのカップラーメン大会をしました。

失った塩分を補いつつ、晴れないかなと小一時間ねばりました、、

が、やっぱりだめで、、

しょうがなく下山しました。。


一日目は移動距離20kmくらい。6時間半も行動して

かなり消耗しました。。

下山中に膝が痛くなったり、集中を欠いて滑ってみたり、

何やら大人の暗い夢を見ながら歩いていました。

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すると、苔の間からワタシを呼ぶ声が聞こえました。。

ミドリの精霊さんが、こっちへおいで。。と呼んでいました。。

怖すぎたので、ここからペースがどんと上がりました。


下山中には、

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山の色づきを眺めつつ、一足早い秋の訪れに感動しながら歩きました。


さらに山の中では

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地層むきだしの堆積層がよくわかる場所なんかもあって、

我々が普段体験している時間スケールとは違う世界観を味わうこともできました。

我々がせいぜい十年、百年単位で生活しているのだとすると、

目の前の風景はもっと長い単位の時間スケールを見せてくれている気がしました。





山にいるとよく思うのですが、

ほんとうに我々は僅かな時間のなかでしか生きられない存在で

この自然界のほんの一握り、いや、ひとつまみ、

いやいや、針の先ちょこんとくらいのことしか体験していないのです。。

万年、億年の単位で移ろう自然界の時間というものを、

なんとなくわかったつもりでいるだけなのかもしれません。。

単位の違う時間スケールでとらえれば、

いま目の前にある山も、いずれ山ではなくなるものだし、

いま目の前にあるたくさんの命も、いずれは命でなくなるんだとわかります。


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いつ、どうやって、なぜ始まったのか、誰も知らないこの世界に、

幸運にも、いま自分は命をもって存在し、

目の前に起こる万象を自らの五感で体験していることの不思議さ。。

こんなことを素朴に感じさせてくれることが、山の持つ最大の魅力だと思います。


山を歩くと、無心になって、一歩一歩を大切に踏みしめます。。

この一歩は大切な一歩。

「ワタシ」と「ワタシでないもの」は、

どちらも欠けがえのないものだと教えてくれる一歩です。。


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バカでしょう。

山に行くと、こんなことばかり考えているんです。。

普段は世の中の「境目」にずっと煩わしさを感じているくせにね(笑)



おい、料理の話は?

また、気が向けば書きますね。。