突き刺さる
オンシジュウムを見ました。
踊り子のように華やかで、躍動感のある花。
ダンシング・レディ・オーキッドという別名を持った
ランの仲間だそうです。
その近くには、
こちらもシュールな
ランを使ったインスタレーションを
体験できました。
夜は居酒屋でカニ刺しをやりながら
おいしいのを飲みましたけども、
ここの居酒屋でカウンターの向こうに
いらっしゃった板さんのしごとに
ワタシは心を揺さぶられました。。
板さんの動きや視線、手入れされた道具、
もっと言えば、出される料理にすべてが見えてきます。
居酒屋で出す、たかが300~400円の握りでも
ちゃんと
気持ちがこもってるんですよ。
濃醇なあと味の日本酒をやりながら
しめサバとカニみその握りをもらいましたけど、
ひと手間を惜しまないからこそ、
客を納得させられる品が出せる。。
突き刺さるものを感じさせられるんですよ。
表現することって、その人そのもの。
良くも悪くも、その人の中身全部なのだと思います。
芯がある。そしてぶれない。
こういうしごとをする人に触れると、
ええとこ見せたいカッコつけばかりのハリボテなんて、
どうしようもなくカッコ悪く見えるから不思議。。
人の心に突き刺さるような
そんなしごとができたなら、
誰かの人生までも変えてしまう。
感動って、そういうもんだろうと改めて思いました。