ずんと重たい気持ち

8月15日(金)

終戦の日です。

最近のTちゃん、こんなことばっか言いよるな。どうしたんやろか。。

と、お思いの方、いらっしゃるでしょう。



ええ、そうなんですけどね、

でも言わずにはおれんのです。



たった69年前まで、

とんでもない規模で戦争をやってたんです。

「昔の人」、「古い考え方」がそうさせた、と思う人もいるかもしれませんが、

否、それは違いますでしょう。。



映画監督オリバー・ストーン氏の表現を借りれば、

同氏は原爆の投下された広島の地に立って、


「我々は、あのときヒロシマにいた。」


と言葉を発しています。






いささか提喩的な表現ですが、

この意味がわかるでしょうか。。

もちろん彼は原爆投下のその瞬間にヒロシマにいたわけではありません。



彼にとって、何がこんな発言をさせたのか、

それぞれに推察してもらうとわかると思います。。

どうぞ、あなたの想像力を最大限に使って感じてください。。



何か、胸にずんと重いものを感じませんか。

たった69年前のできごとです。




戦争は

人が人に向かってしてはいけないことを許容します。

殺し、犯し、奪うことを、日常的にやってのけられるように

ヒトのこころを作りかえます。


無人の機械を使って人道的な戦争をする」とか、

どこまで、バカなんでしょうね。。




「みんな、戦場にいる」んです。

やってはいけないことは、やってはいけないんです。


だめなものはだめだと、誰にでも言えることって、

たいせつなことだと思います。



年に一度くらい、

そんな重たいものを掘り起こす日が必要です。