クマと一緒に
7月20日(日)
今日は山で怪我をしたクマが捕まったというので顔を見に行きました。
クマの檻に近づいてみると、
毛むくじゃらに短パンはいて横になってました。
「すいません、くつろいでました。」と余裕です。
どこを怪我したんだか、よくわかりませんでした。
「ここで騒いだら、他の檻の動物たちにも迷惑なので、セブンでコーヒーブレークしましょうよ。」ということで、
クマと一緒に近くのセブンまで歩きました。
なんでしょうか、クマと一緒に歩いてると他からの視線が気になります。
「なんすかね、匂いますかね、僕。。あ、山を下りるとき水浴び忘れたからな。それですかね。」
いやいや、匂いじゃないと思うよ。。クマが二足歩行してれば誰でも見るよね。。
セブンについてアイコを買おうとすると、
レジ前で「おごりますよ」と、クマが言ってきました。
いやいや、クマくんのお世話になるわけにはいかないよ。。
ワタシとクマがレジ前で、
おごります、いえいえ、そうはまいりませぬごっこをしていたら、
レジのおばちゃんは困っていました。
そうか、おばちゃんにはクマの言葉わからないのかも知れない。。
とか思ってると、
もう一人のおばちゃんが隣のレジを開けてワタシを呼んでくれたので、
おごります、いえいえ、そうはまいりませぬ(略してOISMS~オイスムスとでも読んでください)ごっこは、
無事に決着をつけることができました。
クマの太い指で
コーヒーメーカーのアイスRボタンを押そうとすると
違うものも押すみたいです。
「これ、壊れたんすかね」
いやいや、それは違うと思うよ。。でも理由はこわくて言えません。。
クマはストローを使ってアイコを飲みます。
がぶりとやられたら、ひとたまりもないような口をしてますが、
意外と器用です。
飲もうとするたび、両手で拝むようにカップをはさんで、口元に運びます。
とがった口をさらにすぼめるようにして、上手にストローをくわえます。
「僕、これができたら、人気でますよね。」
なにやら汚れた計算もできるようです。。
大人のクマなんですね。
話しているうちに、やっぱりMTBの話題になり、
どうやらクマは、「サンタクルズの650bに手を出してみなさい」とワタシをそそのかしていたようです。
たしかにね、それはわかる。。
うずうずするよね。5010あたりですか。
クマとコーヒーを飲んだベンチ、
さすがにプラ椅子は耐久性に問題があったのかもしれません。
クマが立ち上がるとガタガタいってました。
そして椅子の足に、毛むくじゃらの体をこすりつけていました。
「なんすかね、習性ってやつですね」
とりあえず怪我がおちついたら、また山に戻されるみたいです。
山が恋しいと言っていました。
はやくよくなってください。