磨き
2月13日(木)
出だしからあれですが、
自称「変態」ってのはたいしたことないです。
とどのつまり、中二病のことでしょ。
「中二病→自己愛に満ちた空想や嗜好を楽しんでる状態」と訳すみたいです。。
ようするに、
「他人と違う趣味や嗜好を持つ自分は格好いいと思い満足している」
これとセットで自分をよく見せたいという意図もついてきます。。
頑ななようで人の目も気になりますから、流行に流されやすいという特徴も持ち合わせます。。
言うことと、やることが気分次第でバラバラ。。そこが中二の所以たるところでしょうか。
自称「変態」のそばにいると、なんか苦い味のジュースを無理やりすすめられるような、
うんざりする空気が漂うのはそのためです。。
それに気づいてない本人は一番しあわせでしょうね。。
ほれほれ、自分のことじゃないと思ってるあなた、、心当たりありませんか。。あぶないですよ。
揶揄されて、いらっとしたら、そんなあなたは中二病。
かかったかな?っと思ったら、はやめのパブロン♪ですよ。
で、前置き長くなりましたが、
この間、耳にして強く印象に残ったことばにね、
「変態をこじらせる」というのがありました。
先日お会いしたタカギ先生にいただいた言葉です。。
気に入らない色のピラーを磨くのどうやったらいいですかとお尋ねしましたら、
いろいろな知識を持っておられまして、何を買ってどうすればいいとか、
どこにいって誰に聞けばいいですよとか、親切丁寧に教えていただきました。
そんな先生がぽつりとですね、
「好きなこと語ってて、あるときから人と話が合わなくなったなと感じたら、ヤバいですね。」
とおっしゃったんですよ。。ここ、ポイントですね。。
ある特定のことが好きすぎて、つっこみすぎて、周囲の感覚とズレが生じてるんです。
これ、出だしに書いた~自称~ではないですよね。
人から見てヤバい。。そのヤバさを量る尺度って、他称に属してますから。。
おらっち、これだけやるんだぜ、やばいだろう、ってのとは、桁が違ってきます。
他にもですね、
「7万円で買った車でふらっと東京に行ってくるとか、おかしいですかね。」とか、
「夜寝る前にですね、気に入った金属の表面を磨き上げると、これがけっこうイケるんですよ。」とか、
「許してもらえるなら石を磨く作業とか、ずっとやってたいです。」とか出てきました。
そして、締めくくりに出たのが
「あー仕事柄もありますけど、こんな感じで変態をこじらせやすいんですよね。」という言葉でした。
周囲と走ってるラインが違ってても、かまわずにブレなく貫いてるというか、、
人に迷惑かけずに好きなモノを好きなだけ磨いて何か問題ありますかって、、
そういうのを貫ける素質、、正直うらやましい。。飽きっぽいワタシにはムリ。。
先生はちゃんと自覚がお有りなので、真性の他称「変態」とはいえないんですけど、
ちょっとこじらせるとそうなれる要素が備わっているんですね。。
「変態」における仮性か真性かの見きわめは、ここにあるんですね。
んで、最後になりましたが、
教わったように#600くらいから
気に入らないアルマイト処理されたピラーの表面にヤスリをかけ始めています。
ぬめっと曇ったアルマイトの被膜が少しづつはがれていきます。
思ったより時間がかかりますね。シコシコと地道に磨きをかけないといけません。
徐々にヤスリの目を細かくしてって、#1200くらいまでかけたらピカピカになるんでしょうか。
そのあとで、なにやら薬液処理するらしいんですけど、、どうなりますでしょうか。。
雨が降った日はこんな作業をするのもいいですね。。
つづく