男岳ルートをMTBで調査した
2月25日(月)
朝から、
T:ねえねぇ、おにいさん、MTBで走り行くけ~、ちょっと道を教えてぇ~や~。
ミツ:元祖MTB部総裁のワシが行かれんそに、なんでこね~丁寧に道を教えんにゃいけんそか。。
チキチョ~顔のミっチャン。。
「今日は、ちょっと・・・。」って、どっかの不良オトナみたいに言わんそ?
しっかりと道を聞いたので、安心してスタート。
今日のスタートは道の駅あさひ。
快晴、山間部は微風。
さあ、行こうか。
今日は写真多いで~。
写真多いの嫌いとか、読むのめんどいとかの人は途中でやめたんがええよ~。
教わったとおりに佐々並川沿いをだらだら上って行くと、
男岳の登り口に到着。
ここを右へ進むと、ほどなくしてダート開始。
こんな感じの道が出てくる。
もう、慣れたもんよね、これくらいじゃ、わくわくせんよ。。・・・うそやけど。
いよいよ登山道に突入する手前、
堰に向かって登る坂。
インナー×ローで登るけど、何度もフロントが浮き上がりそうになる。
こんな坂作っちゃいけんです。。
沢をひとつ渡ったら、
乗れる雰囲気じゃないので、
トレッキングシューズに履き替えて押す押す押す。
斜面と樹木の生える角度を見よると気分が悪くなりそう。。
わかりやすい登山道をひたすら押して上がる。
藪こぎもする。
笹の高さは腰くらいかな。
笹がからまって進みゃしない。。
押して引いて持ち上げて、うりゃ~ってやりながら前進。
藪こぎはまだ序の口。。。
尾根沿いに進むんだけど、
胸を蹴りそうなほどの急勾配を何度もなんども繰り返す。。
もう、こうなったらバイクなんて
ただの重り。。
邪魔で仕方ない。仕方ないんだけどね。。
男岳の展望所に到着、ここまでスタートから1時間半。。
もうへとへと。。
でも、景色はええね。
今日は遠くまでよ~く見えた。
縦走なので来た道を引き返すんじゃなく、そのまま女岳方面へくだる。
藪こぎ、急勾配を下りながら、部分的に乗れたりもするが、
登り返しがきつい区間は我慢してトレッキングシューズで行く。。
ある程度、山道が落ち着いてきたところで
じゃーん!
シューズを元どおりに履き替えて、
さあ、やろうかね~。
ふわふわ落ち葉の極上ダウンヒル。
これのために、がんばって押して担いでしたわけよ。。
ぴゅーーーんって下ってたら、
ウップス!
フロントをロックしちゃって、吹っ飛ぶ。。
これも 楽しいんよね~。
あれ?もう終わり?
下りってなんでこんなに短いのか。。。
男岳と女岳の分岐まで下りきっちゃった。。
さあ、こっからどうしようか。
後ろに見える林道に降りれるかな?
と、覗いたら、ちゃんと降りることができました。。
ながーい長~い林道ライドの始まり。
下る一方なのかと思ったら、
そうでもなくて、がれがれの道がアップダウンを繰り返すわけね。。
これがけっこうキツい。いや、かなりきつい。。
バイク担いで山ひとつ越えてきてるんだから、そりゃそうだわ。
汗だく、泥まみれで、急な斜面と砂利に手こずりながら、
ひたすら耐える、耐える、耐える。。
寒さにも耐える。
ふと見上げれば、つららちゃんがぶら下がってるじゃないの。。
このとき午後2時を過ぎたころ。。
標高600m付近の山中で日陰になるとこういうことになるのか。。
天気は絶好の状態なのにね。
で、
ところによっては
こんな感じでぶっ放していい区間も現れる。。
残念なのはオールダートでないこと。
勾配のきつい部分は荒くコンクリート舗装してある。
間伐作業車の入る道だから、これはしかたない。
きつい林道で迂回して、
縦走路の反対側登山口まで到着。
きれいな沢があるので、ドロドロタイヤをクリーンアップじゃぶじゃぶん。
そして、ここからは正真正銘下りオンリー。
砂利の林道を抜けると、
久しぶりに出会った舗装路。恋しかったよベイベ~。
おっしゃ~!!
ジェットコースタースイッチオン!
ちびりそうなほどのスピードで、
ワタシは風になりました。。。
あっという間に、
道の駅あさひにゴール。
どろどろ、へとへと。。
シューズもぐちゃぐちゃ。。
もう満腹です。
30kmもないコースに、トータル4時間もかけちゃった。。
えーっと、
このコースについてですけど、
Tライド企画に採用するかはかなり微妙です。。
ハードすぎるってのが、いちばんの理由。
山区間はぶっちぎりで楽しいんだけど、
なんせ押し担ぎの割合が多すぎる。。
部員全員が楽しめるかというと、そうはならない気がします。
遊びを通り過ぎて、修行になっちゃう感じ。。
んでもって、近くに風呂がないってのも微妙になっちゃう理由のひとつです。。
どうしようもないモノ好きや、とことんやりこむ根性のある人向けの企画だろうな。。
ちょっとまた、他の場所もリサーチだな。。
つづく