挫折の味

7月27日(金)
 
後輩1年生のひとりが退職することになった。
 
体を壊してしまい、泣き泣き決断したらしい。
 
私のしごと場は、見た目よりもハード。。
 
とにかく歩き回ることはもちろんだが、重いものを扱う機会も多い。
 
 
 
 
皆の前で涙しながら、
 
今の心境を語り、退職に至った経緯まで説明してくれた。
 
非常に勇気ある行動だと思った。
 
人がいちばん苦手なのは、自分の内面をさらすこと。
 
いまがいちばんつらいときだろうが、後輩は自らの思いをきちんと話した。
 
誰も文句は言うまい。
 
 
 
 
 
挫折の味というやつは、味わったものでないとわからない。。。
 
進む先は見えないし、とにかく孤独。。
 
これまでの人生でこんな不安に出会ったことはないだろう。。
 
 
働きたくても、体が言うことをきかない歯がゆさ。。
 
胸を掻きむしるつらい感情が波のように押し寄せてきているだろう。。
 
 
 
 
当事者でないと、このつらさはわからない。
 
代わってやることもできない。。
 
 
 
つまるところ、自分で乗り越えるしかない。。
 
でも、それはだいぶ先の話。。。
 
いまはまだ現実を受け入れられないかもしれない。
 
 
 
 
 
まずは、体をしっかり休めてほしい。。
 
からだに痛みがあっては、なんにもできない。。
 
何をするのでも、体が資本。
 
健康があってこそ、次を考えられる。
 
 
 
 
こころも、からだも、
 
癒えるまで、
 
じっくり待ってやる。
 
自分を待ってやる。。
 
 
つらかろうけどね、
 
そうやって自分を見つめる時間があなたを育てる。。
 
 
この味は、
 
あなたの肥やしになるはず。。
 
 
 
 
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壊れても
 
こわれても、
 
こころはまた、かたちになるから。
 
 
 
 
 
いまは
 
よく休め。
 
 
 
 
 
 
つづく