撮影後記とその他
今回のポスター案は
シラスジャージを入れるというテーマで企画して
ジャージとハンガーをバッグに詰めて持って行ったのだけど、
現地に到着してロケハン始めた頃に気づいてしまった。
垂れた袖はかっこ悪い。
こんなんじゃポスターにならない。
ということで、
急遽、近所のローソンまで戻って
割りばしをもらう。
もちろん気持ち程度に買い物はしたが、
サンドイッチ買って「箸をください」と奇妙な注文をする客だった。
ま、ともかく、山師必携のビニテと合わせて
ハンガーに細工をして
そうそう。こういうイメージ。
昔よく遊んだゲイラカイトのイメージね。
風の強い冬は、外遊びの大半をあれで過ごした気がする。
あの血走った目玉模様が何気に怖かったのを思い出す。
で、晴れるまでの間、
人気のない公園駐車場を意味もなくうろついたり、
ファインダー越しにバイクを眺めてはニヤニヤしたり、
橋の入り口付近で、執拗に同じアングルの写真を撮っては首をひねり、
ぶつぶつ独り言を唱えながら納得いくまで遊んでいたのは私です。
いや、それにしても暑い。
ポスター撮影のときの日焼けと、熱中症っぽい症状が残っていて
連休はダメージの回復に時間がかかった。
だいぶ調子が戻ってきたところで、
後輩から食事の誘いがあったので出かける。
夏バテ防止のおいしいお店ありますかということだったので、
迷いなく、この人のお店を紹介しておいた。
約束の時間へお店に行ったら、この自転車見て-と、
お店の中から最近気に入って買ったファットバイクを持ち出して乗り回し始める。
ちょっと乗らせてもらって、ふたりでアーケード内で遊ぶ。
油断していると、
どっか行ってしまうので、
予約の連れが来るからと大声で呼び戻すと、
「わかってます。私、これから料理作ります。大丈夫。」
ほんとか?
通り過ぎた感じがコンビニでも行ってくる雰囲気やったぞ。。
そんなこんなで火鍋大会は始まり、
各所で頑張っている後輩たちの話を聞かせてもらって
あっという間に夜は更ける。
そのまま二次会へ突入し、
今どきの人たちの文化的活動にも混ぜていただいた。
それぞれに苦悩は尽きないようだったけど、
みんな元気そうにやっているのがとても嬉しかった。
後輩たち、いろんな経験を重ねてぐんぐん成長している。すごいなあ。
伸び盛りの人たちを見て、自分も新しい経験を進んで取り入れないと、
どんどん退化する気がして怖いなあとも感じた。
素晴らしい後輩たち、大切なことを教えてくれてありがとう。
微力ながら応援しております。