ひとに好かれる人

7月30日(水)


ひとに好かれる人は、

人の好き嫌いが少ないそうです。

逆に

ひとに嫌われる人は、

人の好き嫌いが多いらしいです。。


たしかにそうだと思いました。

自分を好きでいてくれる人に対して好意を持つのは自然なこと、

自分を嫌いだという人に対して好意を持たないのも、なんとなくわかります。


人の好き嫌いは

生きていればどうしても生じる感情なので

抗いようもありませんが、

これはこれで、自分の中に

「とらわれ」を作ることになります。

「とらわれ」が多いほど、自分の感情に振り回されやすい人と解釈されてしまいます。

それが処世術だと確信してる場合もありますので、全否定はできません。

しかしながら、自分にも他人にも過剰な緊張を強いるので、

あまり誉められたものではありません。。


ひとに好かれる人の特徴は

もうひとつあるそうです。

それは、ひとの話をよく聴いているということです。

ひとの話って、人は聞いているようで、実は聞いていません。。

ひとは聞きたがりより、話したがりのほうが圧倒的に多いそうです。

自分を語る人は、自分への鋭い省察を得意としますが、

度が過ぎれば、「ジャイアンの歌謡リサイタル」と同じで、聞くだけ苦痛を増すばかり。

とどのつまりが、敬遠されてしまいます。。


ひとに好かれて、話をよく聴いてくれる人、

ただ黙って相手の話を聞いてるわけでもないそうです。

肝は「視線」なんだそうです。

話は聞いてても、あさってのほうを見てるのは論外、

かといって凝視されるのも息が詰まります。

「うんうん」と過剰に目配せしてくるのは嘘っぽいし。。


なにがいい「視線」かというと、

絶妙な「ちら見」なんだそうです。

相手が話してる最中、顔は相手のほうを向いてますが、

かならずしも視線が合ってるわけではないんです。

しかしながら要所がくると、すっと視線が合う感じとでもいうんでしょうか。

「目は口ほどにものをいう」といいますが、

そういうコミュニケーションが繰り返されると、

自然とその人に親しみが湧いて、信頼するようになるそうです。


言われてみれば、視線の合わない人、大事なところでそらす人、やたらに見つめてくる人、

どれも不快ですね。

自分が話しているときに、相手の視線を分析しながらというのは難しいものですが、

話していて相手に好意が湧いてくる場合は、

その人の「視線」の使い方、見習うところがあるということですね。



イメージ 1
(昨日もサウナ行ってきました)


とは言っても、

中身のつまんない人が

そんな「視線」テクニックを駆使したところで、

つまんなさが倍増するだけなんですよね。。



ひとに好かれたくない人、、こんなへそ曲がりもいますが、

これ、わかる人にだけわかればいいという、「好かれたい」の変形型なんだそうです。

共感しますけど、これは、、めんどくさいやつですね。。


ひとに好かれる人、よく考えてみると、奥深いことに気がつきます。