下山
明けない夜はない。
そういう言葉を、噛みしめております。
長いながい旅を終えたような
達成感と寂しさとが同居するおかしな心境におちいっています。
人を大切にすること。
自分のありのままをよく見つめること。
待つのでなく、主体的に動いてつかみとること。
そして、疑問をもち、自分を変えようと努力すること。
多くのことを学んだ山小屋での生活も
とうとう終わってしまいました。
感慨に浸る間もなく、すぐそこには次の現実が待っています。
私を待っている新たな世界はどんなものでしょうか。
うまく想像できませんが、
まずは飛び込んでみて、五感をフルに活動させて感じたことを
しっかりかたちにできたらいいなと思います。