ロードバイクに乗って#11
ツー角2020に向けてロードバイクに乗ってます。
長い時間、脚を動かすことに慣れる練習はできてきました。
この夏すでに10回くらい乗って、それなりに筋力が戻ってきたところで、
4週間後のツー角を完走するために、もうひとつ必要なことといえば、
もう少し起伏のあるコースを走れるようにしておくこと。
ツー角中盤の難所、千畳敷~角島方面までの起伏に富んだパートを少しでも
楽に走りたいので、似たようなコースで慣らしてみようと思います。
ということで選んだコースはこちら↓
津和野発着で島根と山口の県境を巡るツールド北浦の縮小版コースです。
ええ、県境を越えての旅ですね。
どんどんやっちゃいます。
コースは序盤から上りです。
津和野から国315に合流するまでのつわぶき街道クライム。
10kmくらいダラダラダラダラ上ります。
当然くるしいので写真は撮りません。
失速すると、虫がよってきて、あわわわ~となるので、
それなりにくるくるし続けます。
坂より虫が問題でした。
そりゃ、8月初頭の大自然ですからね、
山間部は虫大国です。
かたまたを過ぎて何度かアップダウンをこなすと、
大沢の池にたどり着きました。
標高が400mオーバーですから、それなりに涼しいです。
池を渡ってくる風を浴びながら休憩していると、
こっちにこいよ~と農道に呼ばれました。
入ってみると、あれま良く整備された農道が広がります。
こんな道がこんな場所にいるのか気になりますが、
それより問題なのは、
超速効的にワタシを情緒不安定にさせるオブジェが道端に乱立していることです。
不安定な見た目だけれども、実は安定しているから成り立っているオブジェ。
ここには誰もいませんが、積むことに命かけた人の怨念が
石のまわりに漂っているのが見えました。
これを積んだ人の念の強さに震えます。
その先にもう少し進むと、
開発途中の観光?観察施設が現れました。
どうやら火山灰の積層が見られるらしいのですが、
もう虫の大国ですからね。
虫の大歓迎を受ける状態になってしまって、喜びが爆発しそうになったので
とっとと引き返しました。
ちなみにこの先はバリケードが設置されていて通行止めでした。
どうやら弥富という集落に抜ける予定らしいです。
写真を見ながら気づいたけど、
この歩道階段は、下っていくとどうなってたんだろうか。
見てませんでした。
農道の完成は早くても2年後くらいのようなので、また見に来よう。
山口県ではお馴染の黄色いガードレールです。
田んぼにお山の景色が続く道。
この日は月曜日だったので、道はほぼ貸し切りでした。
ラッキー。
信号もほとんどないし、三密とは程遠い環境なので、走るにはもってこいの地域です。
田万川の道の駅で休憩して
おやつに焼きたてのたい焼きを食べました。
小倉あんと抹茶あんの二種類をいただきましたけど、
ここのたい焼きはおいしいです。
皮が薄くパリパリ食感で、食べ始めるとほくほくのあんが出てきます。
こちらにお出かけの際は、ぜひお試しくださいませ。
この日の気温、当地は31℃くらいでした。
冷え冷えのソフトクリームも魅力的でしたが、
なぜか熱々のたい焼きを選んで、あちゃちゃと思いましたが、
食べてみるとこれが良い。暑い夏に熱々のたい焼き。とても美味しく感じました。
休憩のあとは、飯浦港から人形峠(じんぎょうとうげ)へ上りました。
海から立ち上がる崖に道がついている場所です。
屏風岩、人形岩は見る価値あります。
ここ、海面からの高さ、結構なものですよ。
スケールの大きい景色なので、距離感がわからなくなります。
覗き込んでみると
これが写真じゃ伝わってない~。
100m近い高さがあるように見えない~。
この海を見て、しばらくぼんやりして、
さあ、ここからは折り返して山へ入っていきます。
このコースの好きなところは、
海を見た峠からすぐに山に入り始めるこの感じです。
人形峠からそのまま谷道を沿って山へ峠へ。
当然ですが、山道に入れば
油断すると虫の歓迎を受けるので、
写真は撮らずにどんどんくるくると走ります。
上りは汗だらだらでびっしょびしょになりますが、
下りが始まると、風のおかげで
ものすごい気化熱効果が働いて、とても涼しくなります。
貸し切りの農道を風を切って走るのは最高ですね。
益田と津和野の境界になっているトンネルを越えると
津和野までのほぼ20kmが下りです。
大きく上って大きく下る。これですよ。
トレイル遊びのときも共通ですが、
最後にどどーっと下って終わるのは気持ちいいですね。
さて、ツー角まであと4週間を切りました。
ちょいちょい走って整えていきましょう。
誰が参加してくれるのでしょうか。
楽しみです。